ここでは鹿児島に限らないデイサービススタッフならではの「あるある」と、それに対処する方法を3つ紹介していきます。具体的には「レクリエーションの悩み」「人間関係の悩み」「男性スタッフならではの悩み」です。より少ないストレスで仕事をして、業務の質を高めるためにも、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
デイサービスあるある:レクリエーションで困る|鹿児島
デイサービスのベテランスタッフは「レクリエーション」をとても上手く行う傾向にあります。そして、それを見た新人職員が自信を失ってしまうのは「あるある」です。
では、デイサービスにおけるレクリエーションの質を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。
マンネリがあっても構いません|日々違うことをするのは困難
ベテランスタッフのレクリエーションのやり方を見ていると分かりますが、「体操のさせ方」「話のネタ」「盛り上げ方」などにそれほど多くのパターンがあるわけではありません。
デイサービスの利用者さんは基本的に若者より心が広いですし、毎日通う方はそれほどいませんから、「いつも同じことをしていませんか?」などと言われることはまずありません(言われたとしても、変えなくてはならないわけでもありません)。
先輩を参考に自分のテンプレートを作っていく
「マンネリでもいい」ということを踏まえて、デイサービスの先輩スタッフのやり方などをヒントに自分なりのテンプレートを作っていきましょう。
一例として、
朝の挨拶:記念日事典などを使って、「今日は○○記念日です」のネタだけにする
体操:「身体全体をバランスよく動かせる体操」のワンセットを5~10種類ほど作る
最初は上手くいかないかもしれませんし、先輩に批判されたり、利用者からの反応も悪かったりする可能性もありますが、気にする必要はありません。
慣れてきて「余裕」が出てきたら自然と改良されて、好評になっていくというのも「あるある」です。また「改良」とはいってもバランスとしては、「マンネリ10に、改良1」くらいでOKです。
デイサービスあるある:人間関係で困る|鹿児島
デイサービスに限らずあらゆる職種・職場における「あるある」ですが、人間関係のことで悩んでいる人は少なくありません。と言いますか、「人間関係で全く悩んでない人」はほぼいないでしょう。
では、この悩みを軽減するためにはどうすればいいのでしょうか。
悪口を言わない|本人に伝わる・自分も嫌な気持ちになる・空気が悪くなる
まず、誰の悪口も言わないようにしましょう。
「デイサービス施設」は広い世界ではありませんから、まず間違いなく本人に伝わります。また、周囲が同調すれば「いじめ」に発展する可能性もあります。
ですが、悪口を言ったその場はスッキリするかもしれません。しかし、「ネガティブな言葉」は確実に、それを口に出した本人の精神を蝕んでいきます。
ただ、「悪口ではない、仕事の仕方に関する指摘」などはためらわずに行ってください。ただし、これも面と向かって本人に伝えることを心がけましょう。
「あの人の仕事は○○な部分が駄目ですよね」などと陰口を言うのは厳禁です。
いい部分を評価する|自分が仕事をする上での参考にもなる
また、デイサービスの職場においては、相手の良い部分を見ることが大事です。褒めるべきところは口に出して評価して、自分の仕事の参考にもしましょう。
するとあなた自身が成長しますし、相手との関係も良好なものになっていきます。
デイサービスあるある:男性スタッフならではの悩み・注意点|鹿児島
デイサービススタッフの多くは女性ですが、もちろん男性もいます。
そして「男性ならでは」の苦しい思いをするのも「あるある」ですが、それを和らげたり、男性ならではの役立ち方をしたりするためにはどうすればいいのでしょうか。
特定のスタッフとばかり仲良くしない|誤解を避けるために
無用な誤解を避けるためにも特定のスタッフとばかり仲良くしないようにしましょう。
できる業務を最大限こなす|なまけていると思われないようにする
特に「同性介助」などのルールがあるデイサービス施設では、男性スタッフの活躍できる範囲が狭くなりやすいです。ですから業務範囲をきちんとチェックして、できる業務を最大限こなしましょう。
そうでないと「なまけている」と思われる可能性があります。
男性利用者のケアに力を入れる|スタッフ本人のやりがいのためにも
デイサービスの男性利用者の気持ちとして、「男性同士ならではの気兼ねのなさ/同じ男性のほうが自分を理解してくれるという信頼感」は確実にあります。
ですからデイサービスの男性スタッフは、特に男性利用者のケアに力を入れましょう(もちろん贔屓があってはいけませんが)。
すると「この人の役に立っている」という感覚が強くなり、スタッフ本人のやりがいやモチベーションを維持することにもつながります。
まとめ
鹿児島に限らず、全国のデイサービスの「あるある」を紹介しました。レクリエーションに関しては「積極的なマンネリ化」、人間関係については「悪口を言わない」などのことを意識して、悩みを緩和したり、業務の質を上げたりしていきましょう。また、男性スタッフは特に男性利用者のケアに力を入れると良いでしょう。