鹿児島のコロナ感染者数が急激に増加していますね。我々デイサービスも気を引き締め直し、手洗い・消毒・マスクの徹底を行っております。ブログをご覧の皆様もどうかご自愛くださいませ!
さて、今日のスター倶楽部は何やら大忙しだったようです。
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ベテラン主婦の皆さんが大活躍‼
利用者の皆様の中には手先がとても器用な方が多くいらっしゃいます。縫い物・編み物・折り紙を使った創作活動等、それぞれ得意なジャンルは様々ですが、その中でも皿洗いや料理の盛り付け作業、おにぎり作り等の台所作業は、利用者の皆様が特に手慣れている作業の一つなのではないかと感じる場面が多々あります。
という事で、今回はそんな台所作業を手伝ってくださった利用者様たちの姿にスポットを当ててご紹介していきましょう。
お茶パックの補充作業
早朝、出勤してお茶パックのストックが無くなりかけている事に気付いた私達はリハビリ体操が終わった後、3名の利用者様に補充作業のお手伝いをお願いました。
まずは上の写真のようにパックにお茶っ葉を詰めていき、下の写真の通り、詰めたお茶っ葉がこぼれないようにパックの口を裏側にひっくり返していきます。たったそれだけの作業と侮るなかれ、どの段階でも油断するとお茶っ葉がこぼれてしまうので注意が必要です。
ちなみに私も自宅で同じ作業をする事があるのですが、必ずどちらかの段階でお茶っ葉をこぼしてしまいます。なのに今日手伝ってくださった利用者様たちはひとつもお茶っ葉をこぼす事なく作業をこなされていました。さすがベテラン主婦連合の皆さん!(笑)
おにぎりを大量生産⁉
お茶っ葉のストックをある程度作り終えたその時、炊飯器の軽快なアラーム音が鳴りました。どうやらおにぎり用のお米が炊けたようです。利用者の皆様にそのままおにぎり作りのお手伝いを頼んだところ、快く引き受けてくださいました。本当にいつも感謝です!
職員が型枠にお米を詰めてある程度おにぎりの形を作ってから、利用者の皆様には形が崩れないように直接手で握って仕上げをしていただきました。職員の分も含めると20数個作る必要があったのですが、お二人の手際の良さもあってあっという間におにぎりの山が出来上がっていました。米俵みたいな形のおにぎりしか作れない私にとっては信じられないくらいのスピードでした。
最後は小鉢の盛り付け作業♪
それからしばらくして、スター倶楽部よしのから上町分の昼食が届けられてきました。さすがに同じ利用者様に3回続けてお願いするわけにはいかないので、もう一人の器用な利用者様に作業をお願いしました。
今度はポテトサラダの盛り付け作業です。利用者様それぞれによって、召し上がる量や盛り付ける器が違うことを説明した後、すぐに作業に取り掛かってくださったのですが、こちらも慣れた手付きであっという間に盛り付けてくださいました。ありがたやありがたや(笑)
そしてその3つの作業全てが手指機能や認知機能の維持向上を目的とした生活リハビリテーションになっていたのです。お茶パックは主に手指機能、おにぎり作りと盛り付け作業は手先を動かしながら個数を数えたり器と量を確認しながら盛り付ける事で、主に認知機能に働きかける為の訓練となっています。
リハビリや機能訓練だと思って身体を動かすよりは、皆で一緒に仲良く楽しく行う作業と思って身体を動かした方がよっぽど身に付くというわけです。
今回も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
また次回のブログもお楽しみに!